肉体には魂が宿っている事をご存知ですか?
死によって、人はあの世へと旅立ちますが、肉体は消滅しても、人の魂は永遠に生きています。
現世は一時の修行の場です。人は生まれてくる前、あの世(空の上)から地上を見下ろして今世での人生の課題を決めて、決意を新たに胸に持ち、生まれてきます。
長生きと言われる80年くらいの人生は、あの世から見るとほんの一時なのです。その間に魂を成長させようと、自分に見合った課題を自分自身に課して生まれてきます。波瀾万丈だったり、苦労の多い人生を歩む人ほど、意欲満々な霊性の高い魂であると言えます。児童虐待にあったり、悲惨な事故や事件に巻き込まれて命を落としたり、障害を持って生まれてくる魂は、一見不幸な人生を送ったようにに見えますが、現世での不幸は魂の世界では幸福だったりします。
人は死ぬと、幽玄界という階層に49日間留まり、生前にお世話になった方々の魂にお別れの挨拶をして廻ります。そして、幽界と言われる俗にいうあの世へと旅立ちます。そこで前世でご縁のあった魂のお迎えを受けるのです。「苦労したけれどもよくぞ頑張ったね!」と涙ながらに抱きしめてもらうのです。
多くの苦難を乗り越えた魂ほど、霊性向上をしており、より光輝く存在となっています。
死は、現世では不幸として忌み嫌われますが、あの世からすると、一時の旅からのお里帰りに過ぎないのです。
あの世は、厳然たる階層に分かれた世界です。亡くなった時の心の波動により、その人に見合う階層に並行移動します。ですから今世の心の波動をいつも高く保ちながら死を迎えることが理想的です。運命を呪ったり、苦労をかけさせられた相手を恨んだりしないで「人生すべては、経験と感動!苦難を与えて下さり有り難うございます!お蔭様で、霊性向上することができました。」と明るい心を持ちながら、あの世へと帰るのです。
すると、あの世からあなたの苦難の人生を見守って導いてきた魂の縁者達が祝福のメッセージで迎えてくれるのです。
あなたの魂の縁者達のグループ(これを”霊団”と呼びます)全員があなたと共に明るい階層に並行移動出来るのです。
今世の一生の間、あなたの魂を導き、見守ってきた魂の縁者達を、”守護霊”と呼びます。あなたが地上で苦難に遭い苦しんでいる時も、乗り越え喜びを手にした時も、一緒になって泣き、笑い、いつでも応援しています。
守護霊は決してあなたを見捨てることはないのです。
苦難に打ち勝てずに、自殺をしてしまう魂もいますが、そんなことをすると、魂は長い間幽玄界に留まってしまい、なかなか幽界であなたの里帰りを待っている魂の縁者達に逢えないことになってしまいます。独りぼっちで苦しみ続けるのです。
幽界は明るく暖かい世界(天国)ですが、幽玄界は、現世と変わりがない世界で、亡くなる前とそっくりな環境の中で、生前の苦しみが続くことになってしまいます。
ですから、どんなに苦難の中にあっても、人生を放棄して自殺を選んではいけないのです。今が苦しいから、死ねば楽になれるという発想は間違っています。
皆さん、お互いに切磋琢磨して、魂が幸せになれるように今生を頑張りましょうね。
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