~🌳倉本聰先生からのメッセージ2023.8🌳~
ついに始まった…と今考えている。
マウイの大火。
カナダ…ヨーロッパ各地での山火事。
ハリケーン…
豪雨…
洪水…
水枯れ…
永久凍土の溶解を持ち出すまでもなく…
人類というものの乱暴かつ破壊的発展が地球を破滅へと追い込んでいる。
そのシナリオがとうとう開幕した。
ニングル(十勝地方の森に暮らしていた小人族)
の警告どころの話ではない。
事態はもっと切迫して動いている。
人間の欲望が許されざる一線をついに越え…
してはならぬこと…
踏み込んではならない限界線をあっという間に超えてしまった。
神の怒りを爆発させてしまった。
地球はおそらく遠からぬ時期に酸素を失い…水を失い…46億年前の混沌たる星に戻ってしまうに違いない。
生命はおそらくその痕跡すら留めず…
マグマオーシャンの荒れ狂う地表で…
シアノバクテリア(藍藻)すら死に絶えてしまって…
いつか宇宙のゴミとなるだろう。
そうしてしまったのは一体誰なのか?
僕自身を含めた人類の愚かな生命体である。
一時の繁栄…
一瞬の快楽を求めた者も人類なら…
破滅へ導いたのも人類である。
人類はその頭抜けた愚かさを宇宙史の中に永遠に刻むだろう。
他人事のようにこんな事を言えるのも…
今まだこの地球があるからである。
酸素を吸い…
水を飲み…
杯を味わうことが出来るからである。
それを失った時…
それを失う時…
僕らは何を考えるのだろう。
ついにその時が来た…と思うのか?
思う暇もなく凍結するのか?
それともジリジリと焼かれてゆくのか?
何分苦しむのか?
何時間悶えるのか?
そんなことばかり考えている。
どう考えても終わりが始まってしまった。
“Back to first “
過去へ戻ることしか生きる術はあるまい…と…
僕は何年も探り続けてきたつもりだったが…
その声は世間に届かなかったようだ。
世間は…
人類は…
この後に及んでも尚…
能天気に繁栄を望み…
更なる英華と発展を夢見ている。
CO2に溺沈しながらCO2を猛然と吐き続ける負の連鎖という瀬戸際に立ちながら連鎖の帯を深めようとしている。
これは起こるべき狂気の終焉である。
今さら慌てても…
もう遅い気がする。
今さら懸命に水をかけても…もはやこの山火事は消せない気がする。
今さら気圧(鬼圧)を抑えようとしても…
こじれ切った気象は元に戻るまい。
ここまで事態を悪化させたのは…
“少しぐらい…”
という我々の甘さと…
それを容認してきた怠慢さである。
“馬鹿“と言われようと…
“狂人“と笑われようと…
今、出来る努力を試みてみよう。
我々は自然の一部であることを愚直に思い出し…
自然の摂理にもう一度戻ろう。
もう一度戻って…
慎ましく生きよう。
もしかしたら…
奇跡が起こってくれるかもしれない。
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